経営方針
事業等のリスク
特定の産業への依存について
当社グループは、自動車部品メーカーに対する売上が多く、自動車産業に大きく依存した状況にあります。したがって、自動車産業の生産動向によって売上高に重大な影響を及ぼす可能性を有しております。
為替変動リスクについて
当社は、外貨建債権債務を有しているため、期末での換算差額が為替差損益として発生し、経常利益に重大な影響を及ぼす可能性を有しております。 また、製・商品の輸出入において、為替の影響により、販売価格及び仕入れ価格が変動し、当社グループの事業セグメントの収益に影響を及ぼす可能性を有しております。
資源価格変動リスクについて
当社グループにおいては、原材料のうちゴム・樹脂・繊維等原油価格変動の影響を受ける資材が全仕入の60%程度あるため、原油価格の変動により材料費が変動し、営業利益に重大な影響を及ぼす可能性を有しております。
海外事業リスクについて
当社グループは、中国を始めとして米国、ベトナム等海外に生産拠点を有し、積極的に海外への事業拡大を行っておりますが、進出した当該国の固有の事情や体制、法律の変化等により事業計画に影響を及ぼす可能性を有しております。 また、当該国での自然災害、伝染病、テロ、ストライキ等の影響も考えられ、これらにより製品等の購入、生産、販売に支障をきたす可能性があります。
自然災害要因に対するリスクについて
当社は、国内において、さいたま市岩槻区、埼玉県加須市及び福島県南相馬市に工場を有し、生産に関わる国内子会社もそれらに隣接して事業所を有しております。当該地域において巨大な災害(地震、竜巻等)が発生した場合、最悪の場合には同時に複数の工場の稼動が停止することにより、業績に重大な影響を及ぼす可能性を有しております。
製品の欠陥による製造物責任について
当社グループは、世界的に認められている品質管理基準に厳格に従って様々な製品を製造しております。しかし、全ての製品について欠陥が無く、将来的に品質クレームが発生しないという保証はありません。PL賠償については保険に加入しておりますが、賠償額全てをカバーできるという保証はありません。重大な製品の欠陥は、多額のコストや、当社グループの社会的評価に重大な影響を与え、また、当社各事業部の売上減少と当社グループの財務状況に重大な影響を与える可能性があります。
関連情報
IRポリシー
藤倉コンポジット株式会社グループ(以下、「当社」という。)は、「FUJIKURA COMPOSITES行動規範」の理念に基づき、株主・投資家の皆様に経営や財務状況等の企業情報を、適時性・公平性・正確性・継続性に配慮して発信します。これにより経営の透明性を高め、株主・投資家の皆様の当社に対する信頼と適切な評価を得たいと考えております。
情報の開示基準について
証券取引法等の法令、及び当社が株式を上場している東京証券取引所が定める「上場有価証券の発行者の会社情報の適時開示に関する規則」(「適時開示規則」)を遵守し、これらに基づいてIR情報を開示します。これらに該当しない場合でも、株主・投資家の皆様に当社への理解を深めていただく上で必要と当社が考える情報について開示します。
また、当社は開示に当たり、金融商品取引法に定められたフェア・ディスクロージャー・ルールを遵守し、特定者に対する選択的開示を避けるよう配慮するとともに、公平な情報開示に努めます。
将来の業績予想等について
当社では、東京証券取引所に提出する業績予想の他、株主や投資家の皆様がご自身で当社の将来の価値についてご検討いただけるように、当社の計画・戦略、目標、予想に関する資料等を書面またはウェブサイト上で提供する場合があります。
これらの情報について、過去の事実でないものは、将来に関する見通しであり、これらは現時点における入手可能な情報に基づいて作成しており、リスクや不確実性を含んでいる情報から得られた仮定や考えによるものも含まれております。実際の業績等は、さまざまな要素により現在の見通しと異なる結果となり得ることをご了承ください。
実際の業績等に影響を与える要素には、経済情勢、顧客ニーズの動向、為替レートの変動、原材料価格の変動、急速な技術革新等が考えられますが、これらに限定されるものではありません。
また、当社以外の第三者が発信する、当社の業績予想を含む情報などについては、当社はコメントする立場にありません。ただし、その内容に明らかな誤りがあり、株主・投資家の皆様の判断に重大な影響を与えると当社が判断した場合は、誤りを訂正するよう発信者に要請するとともに、正確な情報を発信します。
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