ガバナンス -健全な事業経営-
governance
リスク管理
- Governance -
リスク管理体制
当社では、企業価値の向上と企業の社会的責任を果たすため、事業、災害、品質、環境、安全衛生、コンプライアンスなど、当社グループにおけるさまざまなリスクを洗い出し、リスクの識別、評価、対応策の検討および検証を行っています。
リスクマネジメント体制
当社のリスクマネジメント体制は、代表取締役社長執行役員を統括責任者とし、管理本部統括を委員長とするリスクマネジメント委員会で、毎事業年度、当社グループにおけるさまざまなリスクを洗い出し、リスクの継続的な識別、分析、評価、対応策の検討および検証を行っています。リスクマネジメント委員会で特定されたリスクは、リスクを保有する部門において具体的な対応策を策定し、リスク回避・低減などに関する施策の実行と検証を行っています。また、リスク対策の実施状況についてはリスクマネジメント委員会がモニタリングし、経営会議等に報告します。
知的財産
当社では、「知財で事業を支援する」を基本方針とし、当社独自の技術・ブランドの権利化、特許情報を主とした市場動向・競合動向などを分析し、営業部門・技術部門と協同して企業価値の向上および事業活動を支える活動を推進しています。この経営資源を保護するため、戦略的な知的財産権の確保および維持管理を行い、主力製品であるゴルフクラブシャフトをはじめとする当社ブランド価値の向上および保護に努めています。一方で、他社の知的財産権を尊重するため、他社調査や侵害回避等の予防措置を講じています。
情報セキュリティ基本方針
当社は、情報セキュリティの確保を経営上の重要事項と位置づけ、お客様やお取引先からお預かりした情報資産と当社の情報資産をサイバー攻撃などの脅威から守るとともに、社会価値を創造し、誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現に貢献します。
情報セキュリティ体制
情報システム部門が中心となって情報セキュリティの維持・向上を図る諸活動を進めています。具体的には、情報セキュリティポリシーの周知徹底をはじめ、情報セキュリティによる重大な脅威の発生に対する適切な対応策および再発防止策の策定、さらには情報セキュリティポリシー監査の実施などの活動を行っています。2023年度は、顧客プライバシーの侵害や顧客データの紛失などは発生しませんでした。
BCP(事業継続計画)
近年多発する巨大地震や激甚化する自然災害は世界的に増加しており、これらの災害は企業にとって大きなリスクとなっています。藤倉コンポジットでは、大規模災害の発生時には従業員の安全・安心の確保を最優先とし、速やかに事業の継続と、お客様、お取引先への責任を果たすことが最重要課題の一つと考えています。
当社は「リスクマネジメント規程」において、業務の復旧と継続に努めること、および企業としての社会的責任を果たし、かつ社会的信用を確保することを管理の基本方針として定めています。また、緊急時体制として緊急対策本部を設置して事態の収拾に当たります。さらに「大規模地震対策規定」で事業再開グループの設置、体制を定めており、BCP発動時には、その体制で設定した目標復旧時間内での事業の復旧、再開を図ります。